コーヒー豆を知る

コーヒー豆の選び方

おいしいコーヒーを味わうために知っておきたいコーヒー豆。エスプレッソ用、ドリップ用、飲み方に合ったコーヒー豆の選び方を解説。目的別に探せます。

おいしいエスプレッソとは?

抽出口イメージ
エスプレッソは、エスプレッソマシン・グラインダー・コーヒー豆・淹れる技術がともなって初めて、最高のアロマやボディを楽しめます。
そこで大事になってくるのが、コーヒー豆。良いマシンがあっても、コーヒー豆のクオリティ以上のものは淹れられません。
種類はもちろん、状態・湿度・気温などによっても大きく変化してしまいます。その辺りもお話していきます。

エスプレッソ用のコーヒー豆とは?

  • エスプレッソを淹れたい!でもコーヒー豆はなにを選べばいいんだろう?
  • エスプレッソ用のコーヒー豆じゃないといけないの?
  • コーヒーの違いがわからない!

そんな方も多いと思います。
ではどうやって選ぶのか、どんな豆が良いのかをご説明していきます。

ドリップ用コーヒー豆と、エスプレッソ用コーヒー豆

コーヒー豆イメージ
実はドリップ用とエスプレッソ用、コーヒー自体の種類は一緒です。
何が違うかというと、焙煎度合いやブレンドの内容です。
ではエスプレッソ用に作ったものをドリップで淹れたり、ドリップ用に作ったものをエスプレッソで淹れてはいけないかというと、そんなことはありません。
一般的には、エスプレッソ用のコーヒー豆は中煎り~深煎り、ドリップ用のコーヒー豆は浅煎り~中煎りが多いです。

エスプレッソをどうやって楽しむ?

明確に違う部分は挽き方ですが、飲み方や料理によってワインを選ぶように、コーヒー豆を選ぶ際はどんな状況で使いたいのかを考えることが大事です。

  • エスプレッソ単体で香りを楽しみたい
  • ミルクと合わせてラテアートがしたい
  • 料理の食後に合わせたい
  • ケーキと合わせたい

それぞれによって、チョイスが変わってきます。いくつか選ぶ方法をご紹介していきます。

『コーヒー豆の種類(アラビカ/ロブスタ)』で選ぶ

コーヒーベルト(赤道をはさんで南北約25度)の間が主な生産地です。

コーヒーベルト(赤道をはさんで南北約25度)の間が主な生産地です。コーヒー豆はコーヒーベルトと呼ばれる、北緯23度26分と南緯23度26分内の熱帯・亜熱帯地域で主に栽培されています。

原種をもとに、様々な品種が誕生

現在栽培されているコーヒー豆の品種は200種類以上ですが、品種の元となる「原種」で主に流通しているのは、アラビカ種(約80%)とロブスタ(正確にはカネフォラ)種(約20%)がほとんどです。
ザックリ分けると、アラビカ種のほうが香りが良く、ロブスタ種のほうがボディが効いています。
どの種類が優れている、というよりは飲み方や好みの味わいで選ばれるのが良いと思います。

アラビカ種がよくてロブスタ種はダメ?

焙煎前のコーヒー豆

ロブスタ種は品質が悪いと言われることもあります。しかし、それはアラビカ種でも言えること。生産方法はもちろん、管理・焙煎・ブレンドなどによって商品としてのクオリティは大きく変わってきます。ですので、どこでコーヒー豆を買うか、信頼できるお店を見つけられるか、が大事です。

ブレンドをすることで、エスプレッソがより豊かに

日本や欧米では高品質なアラビカ種100%のコーヒー豆が好まれていますが、ヨーロッパではロブスタ種を混合してボディ感や苦味を出した豆も昔から好まれています。
ロブスタ種は特性上、ミルクと合わせるカフェラテやカプチーノなどで使うと、しっかりとした存在感ある味わいを作り出すことができます。
逆にアラビカ種は、生産地の土壌や気候などにより違った豊かな風味特徴を持ちますが、ロブスタ種と比べると少しボディ感が弱くなってしまいます。

そこで、生産地の異なるアラビカ種の豊かな風味と、ロブスタ種のパンチのあるボディ感をブレンドすることにより、芳醇なアロマ感じる濃厚なクレマと奥深い味わいのエスプレッソを作り出しています。
ですので、アラビカだから、ロブスタだからではなく、出したいエスプレッソの味に合わせたエスプレッソ豆を選ばれることをオススメします。

アラビカ・ロブスタ率

アラビカ率

エスプレッソ豆を試されるときは、そのままテイスティングするだけでなく、砂糖やミルクを入れてぜひ試してみてください。
砂糖を入れると、ロブスタ系はビターチョコレートのような味わい、アラビカ系はフルーティーなアロマとコクがより引き立ちます。

『焙煎(浅煎り~深煎り)』で選ぶ

焙煎により酸味は甘みへと変化します。
浅い焙煎で爽やかな酸味が香り立ち、フルーティーな味わいが広がります。コーヒーの苦味が苦手な方には浅煎りがオススメ。
深い焙煎で苦味とコクとまろやかな味わいが引き出されます。コーヒーの酸味が苦手な方には深煎りがオススメ。
エスプレッソには、「シティ」、「フルシティ」、「フレンチ」が一般的です。

焙煎度 酸味、甘味、苦味 カフェイン 飲み方 当店豆
やまのべ 浅煎り
ブラックにも
アメリカンにも やまのべ 中煎り
家庭用レギュラーに多い
レギュラーコーヒー、エスプレッソ やまのべ 中深煎り
アイスコーヒー、エスプレッソ、ラテ クィート
エスプレッソ、ラテ、オレ クィートF&L
やまのべ 深煎り

上記はあくまで一般的な飲み方で、ライトローストでエスプレッソを淹れる方もいらっしゃいます。
大きなカップサイズでカフェラテ等を作られる場合は、焙煎が浅すぎると味が弱く感じてしまうため、深煎りを使われる方が多いです。
エスプレッソとミルクのバランスを考えることも大事ですね。

また、カフェインは熱を加えると消えていきますので、浅煎りのほうがカフェインが多く、深煎りのほうがカフェインは少なくなります。
飲んだ感じだと深煎りのほうが濃いので、カフェインが多いような気がしますが、実は深煎りのほうが少ないです。

『メーカー(イタリア/国内焙煎)で選ぶ』

『イタリア焙煎の豆』で選ぶ

イタリアには多数のエスプレッソ豆プランドがありますが、総じて北部は酸味が強く、南部ほど酸味より苦みが強調されてきます。
クィートの地図
本物のナポリコーヒー、クィート

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『国内焙煎の豆』で選ぶ

焙煎風景やまのべ焙煎所
「最高においしいコーヒー」のために
スペシャルティコーヒー豆を、一流の焙煎士により最高のブレンドに仕上げました。弊社「やまのべ焙煎所」で自家焙煎のこだわりのコーヒー豆をお届けします。

F&Lオリジナル豆
軽井沢の焙煎士と開発したF&Lオリジナル。

『料理』で選ぶ

さっぱりした料理、モーニング系に

イタリアンやフレンチ、ランチに

ピッツァなどこってり系、ディナーに

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エスプレッソに使用するコーヒー豆の選び方とは!?プロが教えるワンポイントレッスン!【ダイイチアカデミー】

『スペシャリティコーヒー豆』を選ぶ

スペシャリティコーヒーとは
スペシャリティコーヒーとはコーヒー豆界で上位5%のみの超ハイグレード豆です。厳格な点数が付けられ、基準点を越えないと認められません。
味の評価は、

  • フレーバー
  • アフターテイスト
  • 酸味の質
  • マウスフィール
  • カップのきれいさ
  • 甘さ
  • バランス
  • 総合評価

などにより100点満点で評価され、そこで80点以上にならないとスペシャルティコーヒーと名乗ることができません。
詳しく知りたい方は、日本スペシャルティコーヒー協会サイトの「スペシャルティコーヒーの定義」を御覧ください。
最近のトレンドでは、スペシャリティコーヒーの風味を活かすため、浅煎りにしブレンドせずにストレートで使用するスタイルのお店が多いです。

スペシャリティコーヒー豆

※やまのべ焙煎所の豆は全てスペシャリティコーヒー豆を使用しています。

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焙煎してスグのコーヒー豆は「おいしくない⁉」エスプレッソのエージング(熟成)についてワンポイントレッスン!【ダイイチアカデミー】

コーヒーの保存期限及び保管方法

豆を悪くする要因
コーヒー豆は、湿気・空気(酸素)・温度・光の影響で、劣化していきます。
コーヒーは焙煎をすると水分が減って空気を吸い、急激に酸化します。

空気中の水分や酸素に触れるのはよくないので密封し、場合によっては窒素などを充填するとより長持ちします。
時間が経つとまず香りが抜け、そこからコーヒーオイルが酸化して酸化臭がしていきます。
太陽光はもちろん、蛍光灯にも紫外線は含まれているので冷暗所にて保存がベストです。

業務の場合や2週間以内で飲まれる場合は常温で大丈夫ですが、ご家庭で長期保存(1ヶ月程)される場合は小分け密封し、冷凍庫にて保存してください。
その際は必ず常温に戻してから開封するようにしないと霜で劣化するのでご注意ください。
エスプレッソ豆イメージ
焙煎したときに発生した炭酸ガス(良い香りも含む)は、豆の中に閉じ込められていて、それは豆を酸素や水分からガードするために備わっています。
時間が経つと香りも消えるのは炭酸ガスとともに出て行ってしまうせいです。
さらに粉にすると、ガスを閉じ込めるものが減ってしまうので挽いた後まもなく45~70%の炭酸ガス(良い香りも含む)が抜けていきます。
表面積も10倍~100倍にふくれあがるので、一気に酸化します。
ですので、出来る限り挽いたものを買うよりも、淹れるタイミングで挽くことをオススメします。

グラインダーの質によってもコーヒーの品質が大きく変わりますので、注意が必要です。
グラインダーに関しては当社でも色々もっておりますので、ぜひご相談ください。

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