紙コップを知る

【カフェ・テイクアウト店舗向け】紙コップ・PETコップの選び方

テイクアウトでもイートインでも活躍する紙コップ。ホームセンターやネットショップでたくさんの種類が販売されています。

  • 紙コップはどんなふうに選ぶといいの?
  • どんな素材のものがいいの?
  • どれくらいの容量がいいの?
  • ドリンクにあったちょうどいいサイズって?
この記事では、そんな紙コップやPETコップの選び方がわからない方向けに、知っておきたいポイントを紹介しています。

既製品かオリジナルコップか

既製品のコップ

お店で売られている商品

既製品
  • 多様なサイズ、素材、柄から選択できます。
  • 1ケースから購入でき在庫スペースが少なくすみます。
  • メニュー、レシピの変更に合わせて変更できます。
  • オリジナルより安くすみます。

オリジナルのコップ

別注印刷で作る商品

オリジナル
  • お店のロゴなどを印刷し、他店と差別化できます。
  • 既製品に比べ価格が高く、LOT数が多くなります。
  • 納品まで約1~2か月かかります。

素材で選ぶ

紙コップの種類

ホットドリンク用には、断熱性のある紙コップがおすすめです。紙質と加工により、一般的な紙から厚紙、二重紙、発泡紙、エンボス加工した種類などがあります。紅茶やアメリカーノなどは熱湯を注ぐので大変熱くなります。また、容量が多くなれば熱さが増します。このようにメニューや容量により感じる熱さが異なります。手に持った時に熱が伝わりにくい断熱性の高いものを選びましょう。

◆一般紙コップ

一般紙コップ

スタンダードの飲料用紙コップ。コールド用利用が一般的です。スーパー、100均などで見かけるタイプ。ホットの場合はスリーブを装着するといいでしょう。▶︎ 一般紙コップ

厚紙コップ
厚紙コップ

一般紙コップより厚みのある紙を使用しています。断熱性がありホット・コールドの両方に対応。ホットの場合はスリーブを装着する方がいいでしょう。▶︎ 厚紙コップ

断熱性発泡紙コップ
断熱性発泡紙コップ

表面に特殊な発泡層を施した断熱の紙コップ。滑りにくく持ちやすい。▶︎ 断熱性発泡紙コップ

エンボス紙コップ
エンボス紙コップ

凸凹としたエンボス加工した紙を装着。エアー層ができ断熱性に優れた紙コップ。滑りにくく持ちやすく、ホット用に最適。コンビニなどでも使用されています。▶︎ エンボス紙コップ

ダブルウォール紙コップ
ダブルウォール紙コップ

厚紙コップに耐熱紙をダブル(二重)に巻いています。紙と紙にエアー層ができることで高い断熱性があります。ホット用に最適。▶︎ ダブルウォール紙コップ

発泡断熱紙コップ、エンボス紙コップ、ダブルウォール紙コップがおすすめです。カップスリーブをはめると断熱効果が高まります。

PETコップ

コールドドリンク用に、割れに強く透明感のあるPETコップが一般的です。
一般紙コップ、厚紙コップなどの紙コップをコールド用としても使用できます。

PETコップ
PETコップ

割れに強く透明感のあるPET樹脂コップが一般的です。▶︎ PETコップ

容量・サイズで選ぶ

オンスとは

「オンス」とは、液体や重さの単位です。記号は「oz」と書きます。
1oz=29.57ml。およそ30mlです。

サイズ別の使用例

紙コップのサイズ別使用例

小さい 2oz(約60cc) 試飲用
小さい 3~4oz(約90~120cc) 試飲用、エスプレッソ用、歯医者さんのうがい用
やや小さい 5oz(約150cc) 試飲用、うがい用、子供用、給茶機・ウォーターサーバー用
標準 7oz(約210cc) ドリンク用の一般的なサイズ。やや小さめのホット用。ホットコーヒーなど。
標準 8oz(約240cc) ドリンク用の一般的なサイズ。カフェラテなど。
やや大きい 9~11oz(約270cc~330cc) ホット用やや大きめ、コールド用の小さめ、スイーツ系
大きい 12oz(約360cc)~ レジャー、イベントに。ホット用のL、LLサイズ、コールド用、かき氷、フード系

PETコップのサイズ別用途

小さい ~12oz(約360cc) コールド用Sサイズ
標準 12~14oz(約360~420cc) コールド用Mサイズ
大きい 14oz~(約420cc~) コールド用L,LLサイズ
コールドドリンクは氷の量も考慮しておきましょう。
店舗によってサイズ設定はいろいろ。スタバ、ドトール、マクド、コンビニでも大きく違います。メニューにあうコップを探すか、気に入ったコップにあわせて分量を決めていきましょう。

一般的な売れ筋サイズ

ホット用は7~8オンス(約210~240ml)
コールド用は12~14オンス(約360~420ml)

一般的な売れ筋サイズ

S、M、Lなどサイズ違いで販売する場合は、同種類でサイズ違いがあるか確認しておきましょう。

コップサイズは、入れるドリンクの容量とのバランスが大事です。商品は満杯容量が記載されています。中身の容量にちょうどよいものを選びましょう。

氷の量、炭酸を入れる場合は泡の量、ホイップクリームなどをトッピングするかなども考慮しましょう。

オンスと容量について

  • WEB記載の容量は、満杯容量(フチまで入れた時の容量)です。適正容量(中身の適量)ではありません。満杯容量は表面張力の容量により概算となります。
  • WEB記載のオンスは、満杯容量のおよその表示です。
  • 必ず、商品ページ記載の商品仕様をお確かめ下さい。

色、柄で選ぶ

ドリンク用の紙コップは無地、白色、未ざらし、黒色が売れ筋です。

かき氷やポップコーン、フライドポテトなどのフード系には、イベントなどにあわせた柄のものもおすすめです。

PETコップは中身が見える無地が売れ筋です。真夏のイベントやかき氷には、ポップな柄のものも人気です。

同じ容量のコップでも、口径が大きいと高さが低く、口径が小さいと高さがありしゅっとして目えます。ドリンクの印象がかわりますので形状もしっかり確認しましょう!

リッド(ふた)を選ぶ

リッドはコップそれぞれに対応のものがあります。
同一口径でもあわない場合がありますので、必ずコップに対応したリッドかご確認ください。(WEBページに対応商品を記載しています。)

色は白と黒と透明などがあります。紙コップ本体の色にあわせてみましょう!

ホット用のリッド(ふた)

ドリンキングリッドとリフトアップリッドの違い

そのまま飲めるドリンキングリッドと、飲み口を開け閉めできるリフトアップリッドがあります。
持ち運ぶ場合、こぼれにくいリフトアップリッドがおすすめです。
ドリンキングリッドは、飲み口にぴったりはまるマドラーと一緒に使用するのがおすすめです。

リンク用矢印 ドリンキングリッドリンク用矢印 リフトアップリッドリンク用矢印 マドラー

コールド用のリッド(ふた)

コールド用リッド

ストロー穴のある平蓋が一般的で売れ筋です。
ホイップクリームをトッピングしたり、アイスをのせたりするメニューは、ドーム型を選ぶといいでしょう。
コールド用のリッドは、ストローの穴有と穴無しがあります。

まとめ

カフェやテイクアウト店舗、キッチンカー、イベントでなどで必須の紙コップ。メニューにあったコップ、サイズを選びましょう。

紙コップ・PETコップの選び方

ホット用の紙コップは、手に持った時に熱が伝わりにくい断熱性の高いものを選びましょう。
発泡断熱やエンボスやダブルウォールの紙コップがおすすめです。

コールド用は、クリアでしっかりしたPETコップがおすすめです。

提供するドリンクメニューによって、容量・サイズを選びましょう。標準のサイズは⇒
ホット用は7~8オンス(約210~240ml)
コールド用は12~14オンス(約360~420ml)

対応リッドの形状も忘れずにチェックしましょう。
⇒ドリンキングリッド、リフトアップリッド、平蓋、ドーム型、ストロー穴有無し

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    一部地域(北海道、沖縄、離島)へのお届けは送料がかかります。かさばるテイクアウト用品は通販の購入がおすすめです。
  • 紙コップ、PETコップ以外にも紙容器、食品容器など様々なテイクアウト用品を取り揃えています。
メニュー・容量にあった素材・サイズのものを選ぶために、商品仕様を確認し、サンプルで実際に確かめるのがおすすめです。
最適な紙コップ選びでテイクアウトを成功させましょう!!
商品により入数が異なりますので、商品仕様を必ずご確認下さい。

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