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【リーフのラテアート】初心者向けの簡単なやり方&振り方のコツをプロのバリスタが解説!

当記事はこんな方におすすめ

  • ラテアートが上手くなりたい人
  • リーフが上手く描けない人
  • ラテアートの練習方法がわからない人

当記事によって分かること

  • リーフを上手く描くコツ
  • 間違いやすい失敗の仕方
  • ラテアートの練習方法
教えてくれるプロバリスタはこの方

白石知輝(しらいし かずき)

  • 大一電化社専属バリスタ
  • 愛知県生まれ。実家が喫茶店だったことによりコーヒーの世界へ。
  • SCAJ ジャパンラテアートチャンピオンシップ 2020年 ファイナリスト 全国4位

美味しいのはもちろん、ラテアートで見た目もかわいいとお客様の満足度は高まりますよね。

リーフラテアートを上手く描くコツはピッチャーの振り幅と水量を一定に保つことです。

この記事では、初心者の方向けにラテアートのリーフの描き方、練習方法をお伝えしていきます。

リーフラテアートの動きを分解する

まずはリーフラテアートの構造をイメージしてみましょう。

リーフを描く動きを分解すると大きく2つに分かれます。

  1. 振りながら前へ進む
  2. 最初の振り幅よりも大きく振りながら下がる

 

①振りながら前へ進む

リーフはたくさんレイヤーが入ってる柄なので、ピッチャーを振りながら動くことが前提になります。

 

描き始めてピッチャーを振っていく時に、前に進まず後ろに進んだだけだと締まりがないリーフになってしまいます。

1cmほど前へ進むように動かすことで、リーフ土台のウィングがしっかりとした形で描けます。

振り幅を一定に前に進むことが大切です。

振り幅が一定じゃないと柄が潰れます。

 

②最初の振り幅よりも大きく振りながら下がっていく

描き始めはミルクの対流がしっかりと起こっているため、小さい振りでもしっかりしたウィングが形成されます。

後半、液体壁面が高くなってくると対流が起こりづらくなるので最初の振り幅よりもしっかりと大きく振ってあげることが大切です。

最後に行くにつれて意識的に振り幅を大きくするのがポイント!
  • 最初から最後まで同じ振り幅で振ってしまうと、最後のハートの幅が小さくなってしまい、すごく小さいリーフしか描けなくなる。
  • 振り幅を意識しないと、描いたリーフの上にまたさらにリーフを描いてしまう。

 

リーフラテアートの練習方法

ステップ①カップを置いたまま注ぐ

最初から両手を同時に動かすのは難しいので、初心者の方はカップをテーブルに置いた状態でまずはチャレンジしてください。

ピッチャーを持つ手の動きだけを意識して練習しましょう。
  1. 抽出したエスプレッソをカウンターの上に置く
  2. 置いたカップにスチームしたミルクを注ぐ
  3. カップの半分からやや少し多めぐらいの位置から描き始る
  4. しっかり振りながら前に進む
  5. 意識して振り幅を大きくして下がっていく
  • しっかりと前に進むことで、ウィングが形成され、リーフのメリハリがつく。
  • 後半はミルクが広がりずらいくなるため、ピッチャーをより大きく振る。

 

ステップ②カップを手に持って注ぐ

次にカップを手に持った状態で練習しましょう。

両手になるとなぜかむずかしい~

振り幅を一定にする練習方法

練習は大切ですが、毎回エスプレッソとミルクスチームを使用するのは費用もかかります。

ラテアートが上手くなるコツのひとつはピッチャーの振り幅を一定にできること。

この練習は身近にあるもので簡単にできます。
用意するもの
  • 使用しているピッチャー
  • 大きめのボール(なければシンクで直接練習)
  1. ピッチャーに水を入れる(スチーム終わりのミルク量ぐらい)
  2. 一定のリズムと幅で水を振り注ぐ

水の量が減っても、水量・振り幅を保つ練習です。

注いでいくとピッチャー内の水の量は減っていきます。

しかし、どの液量になっても同じ振り幅でしっかりと振ることがポイントです。

 

よくある失敗の仕方

初心者の方にありがちな注意ポイントをまとめました。

チェック項目に当てはまっていませんか?

☑︎ピッチャーが縦に揺れている

☑︎細かく柄を入れようとして細かく振っている(水が暴れる)

☑︎振り幅がバラバラ

☑︎液量が少なくなると注ぐ量も少なくしてしまう

 

まとめ

リーフラテアートを上手く描きあげるコツは、ピッチャーの振り幅と注ぐ水量を一定にすることです。

注意するポイントは2つ。

  • 注ぐにつれて残り液量が少なくなること。
  • カップに注がれた液体壁面が高くなり、ミルクの対流が起こりづらくなること。

この2つの点を考慮し、後半にむけて意識的に振り幅を大きく、注ぐ液量が少なくならないよう注意します。

ラテアートはミルクフォームの出来やエスプレッソの抽出の他にも、注ぐ高さやスピードなどでも描き上がりが変わります。

下記の動画で、注ぐ高さスピードのイメージをつけてみてください。

今回お伝えしたピッチャーの振り幅を一定にするコツでも上手く描けないよ、という方は他の要因も考えられます。

別の動画もぜひご参考にしてださい。

 

~参考動画~

↑「リーフのラテアート」を描くポイント&初心者が陥りやすい失敗例

↑ミルクのスチームを上達するコツ!プロのバリスタが解説するワンポイントレッスン!

↑【比較】プロがミルクピッチャーを6種類つかってみて、使用感を解説しました。

 

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